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メキシコ空港のラウンジでの出来事

私は今から約10年前にメキシコ旅行へ行きました。

成田からロスアンゼルスまで飛行機で飛び、乗り継いでからメキシコシティへ到着したのは、日本を発ってから約15時間経った後でした。

メキシコシティは標高約2000メートルの高地にあるため、酸素がやや薄く、自動車の排気ガスも滞ってしまうため、街中のにおいが排気ガスっぽいのが特長です。メキシコシティ郊外にはアステカ文明やマヤ文明が残した遺跡が数多くあり、その道中には馬車を引いた者など、私の目に新鮮に映る光景というものがいくつもありました。

メキシコへは3週間ほど滞在し、日本へ帰国する日のことです。その日は朝の5時のフライトだったため、ホテルを3時に出発し、空港までタクシーで向かいました。

メキシコの空港には早朝であるにもかかわらず、外国人観光客に向けた怪しいサービスをする人たちでいっぱいになっていて、私もタクシーから降りたとたん、二人の男に立ち寄られ、いきなり「荷物を運んであげましょうか」と話しかけてきました。

私は少し怖かったので、適当な笑顔で無視して通り過ぎ、空港ロビーのイスに腰掛け、リュックを両手で抱えながら待っていました。空港ロビーには飛行機の出発時間まで寝て待っている人もいましたが、寝てられるのはメキシコ人ばかりで、他の国の観光客は警戒心から寝ることなどできない様子でした。

出国時間が近づき、私は空港ラウンジで待つことにしました。あまりの人の少なさに呆然としてしまいましたが、ロビーよりも安心して待てるため、私は本を読んでいました。

するとスペイン語と英語のアナウンスが流れました。私はよく聞き取れず、しばらくそのまま待っていると、ある日本人の方が、「飛行機の搭乗ゲートが変わったようですよ」と親切に教えてくれました。私はその方に教えてもらわなかったらどうなっていたんだろうと思うと、いまだに思うことがあるのですが、メキシコ空港のラウンジにはこのような思い出があるのです。

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